ニュースリリース
2026.09.16【北米市場へ初進出】リーフラス、カナダを起点に海外展開を本格化 カナダ・A TO SPORTS INC.のグループインに向け、全株式取得に関する株式譲渡契約を締結
~Nasdaq上場後のグローバル成長戦略を本格始動。日本発のスポーツ教育メソッドを海外へ~
当社は、カナダ・ブリティッシュコロンビア州ビクトリアを拠点に子ども向けサッカースクール事業を展開するA TO SPORTS INC.の発行済株式の全部を取得するため、同社の全株式を保有する株式会社Atoとの間で、株式譲渡契約を締結いたしました。本件は、当社が北米に事業基盤を構築し、海外成長戦略を具体的な事業展開へ移す重要な一歩です。株式取得の実行後、A TO SPORTS INC.は当社グループに加わり、当社初の北米事業拠点となる予定です。当社が全国47都道府県で培ってきたスポーツ教育、指導者育成、スクール運営ならびに安全・品質管理の知見と、A TO SPORTS INC.がカナダで築いてきた地域基盤、顧客との信頼関係および現地運営ノウハウを融合し、持続的な海外成長モデルの構築を目指します。
1.本件の背景:Nasdaq上場後、海外展開を新たな成長エンジンに
当社は、2025年10月の米国Nasdaq上場を契機として、日本国内で確立してきたスポーツ教育事業の海外展開を重要な成長戦略の一つに位置づけています。創業以来、スポーツ技術の向上にとどまらず、礼儀、協調性、自立心、課題解決力などの「非認知能力」を育む独自の指導方針を磨き、全国47都道府県へ事業基盤を拡大してきました。
今回の株式譲渡契約締結により、当社の海外成長戦略は、国内で培った事業モデルを現地企業との連携によって展開・検証する新たな段階へ進みます。
2.なぜカナダなのか:市場性と教育的親和性を備えた戦略的な進出先
当社は、カナダを単なる英語圏の進出先としてではなく、以下の4つの観点から戦略的に選定しました。
- サッカー市場の成長性
- 子育て世代が増加する地域特性
- スポーツ教育との高い親和性
- 将来のグローバル展開に向けた事業モデルの検証環境
カナダでは、サッカーが国内最大規模の参加型スポーツとなっており、2026年のFIFAワールドカップ開催を契機として、子ども・家庭・地域社会における関心と参加機運の一層の高まりが期待されています。こうした市場拡大局面では、安全性と教育性を備えた質の高いスクール運営や指導者育成へのニーズが今後さらに重要になると当社は見込んでいます。
また、A TO SPORTS INC.が事業を展開するビクトリア都市圏のラングフォード市は、2016年から2021年にかけて人口が31.8%増加し、ブリティッシュコロンビア州内でも高い成長を示すなど、子ども向けサービスの中長期的な需要が期待できる地域です。
さらに、カナダでは、運動能力だけでなく、自信や意欲、理解を育み、生涯にわたる身体活動につなげる「フィジカルリテラシー」の考え方が広く推進されています。この考え方は、スポーツを通じて子どもたちの心と社会性を育む当社の教育理念と高い親和性があります。当社は、A TO SPORTS INC.を現地市場に根差した成長拠点であると同時に、日本とカナダ双方の知見を循環させ、世界の有望市場に適応可能なスポーツ教育モデルを構築するための戦略拠点と位置づけています。
3.A TO SPORTS INC.がグループに加わる意義:理念の親和性と現地基盤の融合
A TO SPORTS INC.は、カナダ・ブリティッシュコロンビア州ビクトリアを拠点として、子ども向けサッカースクール事業を展開しています。技術や勝敗だけに偏ることなく、子どもたちがスポーツを楽しみながら主体的に学び、成長することを重視する指導方針は、当社が創業以来大切にしてきたスポーツ教育の考え方と高い親和性があります。
また、同社代表の高尾真人氏は、Jリーグクラブのフロント業務に携わった経験を持ち、カナダでMBAおよび永住権を取得した後、現地でスポーツ事業の基盤を築いてきました。A TO SPORTS INC.が有する現地での事業運営力、地域社会との接点および市場への理解は、当社が北米で長期的な事業基盤を構築する上で重要な強みになると考えています。
4.グループインによる成長戦略:日本とカナダの強みを掛け合わせ、新たな価値を創出
株式取得の実行後は、A TO SPORTS INC.の既存事業と地域に根差した運営を尊重しながら、当社の経営資源および事業ノウハウを段階的に共有していく予定です。具体的には、以下の取り組みを検討してまいります。
- 指導者育成・研修体系の導入
- 安全・品質管理体制の強化
- スクール運営と会員サービスの高度化
- 現地ニーズに即した教育プログラムの共同開発
- 事業機会を精査した上での拠点・競技種目の拡大
単なる事業エリアの拡大にとどまらず、日本とカナダ双方の知見を生かして、子どもたちの成長を支える新たなスポーツ教育の価値を創出し、グループ全体の中長期的な企業価値向上につなげます。
5.今後の展望:カナダから世界の有望市場へ、日本発のスポーツ教育を展開
今後は、株式譲渡契約に定める前提条件の充足または放棄を経て株式取得を実行し、A TO SPORTS INC.の当社グループへの加入に向けた手続を進めます。グループイン後は、現地の従業員、顧客および地域社会との関係を大切にしながら、両社による事業運営体制を整備し、サービス品質と事業基盤の強化に取り組む予定です。
カナダで蓄積する知見と実績を次の成長につなげ、各国・地域の市場性や事業機会を見極めながら、競技の枠を越えて世界の有望市場への展開を目指します。当社は、日本発のスポーツ教育企業として、世界中の子どもたちがスポーツを通じて成長できる環境づくりに挑戦してまいります。
6.各代表よりコメント
株式会社Ato 代表取締役 高尾 真人
「カナダで事業を始めた当初から、私が大切にしてきたのは、単にサッカーが上手くなるためのスクールではなく、スポーツを通じて子どもたちが自信を持ち、挑戦し、成長できる環境をつくることでした。現地で一つひとつ地域との関係を築きながら事業を続けてきた中で、その考え方に共感してくださる子どもたちやご家族が増えてきたことを大変嬉しく感じています。今回、スポーツを通じた人間教育を長年実践してきたリーフラス株式会社とともに次のステージへ進めることは、A TO SPORTS INC.にとって大きな成長機会だと考えています。これまで築いてきた地域との信頼やカナダでの経験を大切にしながら、リーフラスが日本全国で培ってきた知見を融合させ、カナダだからこそ生み出せる新しいスポーツ教育の形をつくっていきたいと思います。そして、日本とカナダをスポーツでつないでいき、両国を幸せにする挑戦をここカナダからしていくことを楽しみにしています。」
■ 株式譲渡契約の概要
| グループイン対象会社 | A TO SPORTS INC. |
|---|---|
| 所在地 | カナダ・ブリティッシュコロンビア州ビクトリア |
| 事業内容 | 子ども向けサッカースクール事業 |
| 代表者 | 高尾 真人 |
| 株式譲渡人 | 株式会社Ato |
| 取引スキーム | A TO SPORTS INC.の発行済株式100株(全株式)の取得 |
| 株式譲渡契約締結日 | 2026年9月16日 |
| 株式取得実行日 | 2027年1月1日(予定。売主および買主が別途合意した場合は当該合意日) |
| 今後の予定 | 株式譲渡契約に定める前提条件の充足または放棄を経て、株式取得を実行予定 |
※市場データ出典:Canada Soccer(2026年1月29日公表)、FIFA(2026年7月20日公表)、Statistics Canada「2021 Census of Population」、Government of Canada「Canadian Sport Policy 2025–2035」
■ ご注意事項(免責事項)
本リリースには、A TO SPORTS INC.のグループイン、事業統合、北米展開および今後の事業成長等に関する将来予想情報が含まれています。これらは本リリース公表時点で入手可能な情報および合理的と判断する一定の前提に基づくものであり、株式譲渡契約に定める前提条件の充足状況、経済情勢、市場環境、事業統合の進捗、現地の法規制その他のリスクや不確実性により、実際の結果と大きく異なる可能性があります。本件が当社の業績に与える影響その他の開示すべき事項については、開示すべき事実が生じた場合に速やかにお知らせいたします。
リーフラス株式会社 代表取締役CEO 伊藤清隆
「今回の株式譲渡契約の締結は、当社が日本で培ってきたスポーツ教育の価値を世界へ届けるための重要な一歩です。カナダは、サッカー市場の成長性に加え、スポーツを通じた子どもの成長を重視する文化が根付いており、当社の理念を発展させる上で大きな可能性を持つ市場です。A TO SPORTS INC.が築いてきた地域との信頼関係と、当社の指導・運営ノウハウを掛け合わせることで、現地に根差した持続可能な成長モデルを構築し、その成果を世界の有望市場へつなげてまいります。」