NEWS RELEASE

ニュースリリース

2021.09.24元バレーボールアメリカ代表選手 ヨーコ ゼッターランド氏が社外取締役に就任いたします

10月1日より、弊社社外取締役として元バレーボールアメリカ代表選手 ヨーコ ゼッターランド氏が社外取締役に就任いたします。

 

♦就任の背景

スポーツ選手、教育者、スポーツ振興の各分野において豊富な経験と専門的知見、幅広い見識を有しております。これらを業務執行の監督に活かしていただくため、社外取締役として選任いたしました。就任後は経営陣から独立した立場での当社経営全般への助言及び業務執行に対する適切な監督をしていただくことを期待しております。

 

♦主な経歴

1991年4月 株式会社フジテレビジョン入社

1991年5月 米国女子バレーボールチーム入団

2004年4月 有限会社オフィス・ブロンズ設立取締役(現任)

        早稲田大学スポーツ科学部非常勤講師

2007年4月 一般財団法人上月財団理事(現任)

2010年2月 関西大学人間健康学部客員教授

2013年4月 嘉悦大学経営経済学部准教授

2014年6月 公益財産法人東京オリンピック・パラリンピック競技大会

       組織委員会理事(現任)

2017年6月 公益財団法人日本スポーツ協会常務理事(現任)

2018年6月 公益社団法人日本アメリカンフットボール協会理事(現任)

2019年4月 日本女子体育大学体育学部健康スポーツ学科准教授(現任)

 

♦社外取締役就任にあたってのコメント

  • 現在の当社のイメージについて

リーフラスの第一印象は創業当初から子どもたちとスポーツを楽しんで指導しているというお話を事前に聞いていたので「明るい、爽やかな」会社であると感じていました。

その明るいイメージは、当社のホームページの子どもたちが楽しくスポーツをする様子を見れば十分伝わってきます。

恵比寿の新オフィスは、「開放感があり居心地がよく、いいな!」と思います。スタジアム調のデザインになっており、現役時代を思い出し走り出したくなってしまいます(笑)また、入口にユニフォームが目立つところに展示されていました。スポーツに関わる会社であることがすぐ分かることはすごく大事なことだと思います。

 

  • 当社のスポーツスクールについて

私はこれまで自分自身の経験でしてきたこと、そしてその経験を踏まえてさまざまなスポーツスクール、スポーツ少年団、中学校の部活動等を見てきました。もちろん得点を競い合う“競技性”も大事なことではありますが、リーフラスが行うスポーツを通じて子どもたちに「楽しい」「面白い」「好きになった」「できなかったことができるようになった」と実感させる、本能に直接訴える指導方法は、とてもすばらしいと思います。スポーツを始める入口が「楽しい」と思えたらその後、困難に直面しても乗り越えられる大きな原動力になります。その原動力を子どものうちに育むことができるリーフラスのスクールの運営方針には大いに賛同しています。

 

  • 現在の日本のスポーツ業界について

オリンピック、パラリンピックの東京への招致を契機に、日本のスポーツ業界が変わろうとしています。近年、日本のスポーツ業界の問題点として浮彫りになってきたのは、スポーツ指導の在り方です。

指導を受ける側がハッピーであってほしいという視点から指導をする側の問題点がクローズアップされることも多く、それまでほぼボランティアで行なっていた指導者の立場が難しくなってきたように感じています。指導者と指導を受ける側の双方がハッピーであって欲しい。それを実現するためにはリーフラスが実施している民間活用の部活動支援のようなお互いがハッピーになるスキームづくりが大事になってくると思います。

スポーツを好きな人はみんながみんな一生懸命。その一生懸命な気持ちを合わせていい方向に動かしていくことは一人で実現することは難しいため、民間企業の知恵や地域の協力が欠かせないと考えます。

また、今回パラリンピックに初めて携わり、直接、選手の活躍や取り組みを見て、スポーツが人の持つ能力を引き出す力に感動しました。リーフラスの「サッカー療育」をメインにした放課後デイサービスの取り組みも同じ可能性があると考えるので是非もっと広げていただきたいと思います。

 

  • 当社のスポーツスクールに通う子どもたちへのメッセージ

バレーボールでオリンピックを目指して取り組み、目標や結果を求め周囲からも求められてきました。楽しいことばかりでなく、心身とも苦しい時もありましたが、いつも「好き!楽しい!面白い!」という最初の気持ちが根底にありました。その気持ちを是非大事にしていただきたいと思います。

また、自分だけでなく、仲間や教え支えてくれる人がいることを忘れないで欲しいと思います。スポーツを通して、周りの人の気持ちを考えられ、相手の立場に立って想像できるようになって欲しいと思います。

 

  • 取締役就任により取り組んでいきたいことや意気込み

会社を経営していく上で、私は会社の理念が大事だと思います。理念に向かって目標や目的達成など会社の経営が「ぶれない」ことがすごく大事だと思います。「常に初心に帰れるような、また先に進んでいけるような経営」が理想の形です。

これまでの20年、日本のスポーツ界は変わろうとして変わった部分と変わっていない部分があり、課題が見えて苦慮している部分があります。民間活用がいかにそのニーズに応えることができるかが重要であり、まだまだ成長の余地があると思います。私のスポーツ業界での経験と繋がりを活かし、会社の経営にプラスとなるよう頑張っていきたいと思います。